『いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学』を駆け足で読みました。
時間がないので(笑)。

- 作者: センディル・ムッライナタン,エルダー・シャフィール,大田直子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なぜいつも時間が足りないのか?なぜいつもお金が足りないのか?
なぜいつもスーツケースのスペースが足りないのか?
この疑問について「欠乏」というキーワードでメカニズムが説明されます。
切実に「足りない」と感じている心理が行動に影響し、似たようなことを繰り返してしまうことに対する解決策が書かれています。
ハイライトしたのは以下の3箇所です。
持っているものが欲しいものより少ないとき、その結果は単純、人は不幸になるのだ。
欠乏はトレードオフ思考を強いる。満たされていないニーズが注意をひきつけ、最優先事項になる。
私たちが使うスラックという言葉が指すのは、意図的に使わずに残したスペースではなく、豊かな環境で荷づくりしているときの副産物である。
時間についての記述は自分でも納得するところがあり、とても参考になりました。