はじめに
リモワからメールを受け取りました。リモワスーツケースの電子タグのオンラインサービスがBAGTAGという会社に移管されたというアナウンスです。私はこのメールをもらうまでリモワの電子タグ付きスーツケースがひっそりと姿を消していたことを知りませんでした(ホームページを見ると確かに電子タグ付きのスーツケースがありません)。BAGTAGのアプリを使って今まで通り電子タグを表示できるのか試してみました。
電子タグとは
紙の代わりにスーツケースに内蔵した液晶画面に荷物タグのデータをスマートフォンから転送し、カウンターで並ばずに手荷物をチェックインできるものです。電子タグ付きスーツケースは2018年のリニューアルに伴いラインナップから姿を消してしまっていました。
BAGTAGアプリを使ったE-TAG登録方法
App StoreからBAGTAGアプリをダウンロードします。
アプリを立ち上げると登録画面が出てくるので"New to BAGTAG? Sign up"をタップします。
E-mailアドレスを入力してチェックボックスをタップして"Continue"を押します。
メールに送られてきた6桁の暗証コードを入力します。
このような画面が表示されたらスーツケースを開けます。
電子タグの後ろにある電池ボックスに電池を入れます。
電源ボタンを押します。
スーツケースの液晶画面に表示される6桁のコードを入力し、携帯電話とのペアリングを行います(下に敷いた新聞紙が液晶に映り込んでいてすみません...)。
無事登録されました。
BAGTAGアプリを使って電子タグのデザインを変更する方法
1番下にあるカバンのアイコンをタップします。
"Customize display"をタップします。
液晶部分のデザインをカスタマイズします。好きな写真や画像を使用することもできるようですが、今回は5種類あるテンプレから選んでみたいと思います。リモワを買収したLVMHの影響なのか?デザインが以前よりも洗練されたような気がします。
イニシャル(英文字3文字まで)と連絡先を入力します。入力しない場合は"Skip"を押します。
作成したイメージを記録します。
作成したイメージを選び"Send"を押します。
電源ボタンを押します。
転送されました。
イニシャルや連絡先を入力しないとこのようなイメージとなります。
BAGTAGアプリには電子タグを使ったチェックインのシミュレーションをする機能もあり、実際の電子タグのイメージを見ることもできます。
スーツケース全体のイメージはこんな感じになります。現在使える航空会社は5社と限られており(JAL、ANAなど日系航空会社は非対応)、電子タグを使う機会はしばらく限定的と思われます。空港で手荷物検査をスムーズに通過するために電池は抜いておいた方が良いでしょう。
まとめ
BAGTAGアプリを使ったリモワスーツケースの電子タグ登録をやってみました。個人的には電子タグのサービスが継続されるのでちょっとホッとしています。海外旅行に行くのはまだ先になりそうですが、電子タグを使ってみたい人のお役に立てれば幸いです。