はじめに
自分の仕事のパフォーマンスを上げて充実した生活を送りたい!と思ったことはありませんでしょうか?
私もそんな自己啓発本やビジネス書ばかり読んでいます。
そんな方におすすめの本がありましたのでこの記事でご紹介します。
私はビジネス書や自己啓発書が好きで週に1-2冊のペースで読んでいます。
その経験をふまえて、40代サラリーマンの視点で過去の自分にアドバイスするつもりで感想を書きたいと思います。
この記事を読めば、仕事のパフォーマンスが上がり、より充実した生活を 送れるきっかけをつかめるかも知れません。
・最高の人間になるためには、望ましい環境をつくって、自分自身をコントロールする必要がある。
・いまより賢く、速く、幸せになれたら人生は大きく変わる。自分だけでなく世界をよりよい場所に変えられるだろう。
この記事を読んでくださっている皆様に役立ちそうだと思ったポイントをいくつか紹介します。
自分探しをやめて自分作りをする
世界を変えるためには自分の強みを活用することが重要だ。だが、受け身の姿勢で自分の強みを探すのはやめよう、と著者は主張しています。
その代わりに、自分はこんな人間になると積極的に決意し、その取り組みの中で獲得した強みを活かす、のだそうです。
その方法として、以下の3点があげられています。
自分の強みを延ばしていこうという意見はいろいろなところで見かけます。
それをより積極的にすすめていくイメージだと理解しました。
②については、『やりたいことの見つけ方』でも自分の好きなこと・得意なことをみつける方法が提案されており、参考になるかと思います。
assimpleaspossible.hatenablog.com
超速学習法で「流動性知能を高める」
新しいことを学び、新しい情報を統合する能力である「流動性知能」が重要だと本書では述べられています。
流動性知能を固定されたものと考えている科学者は多いが、流動性知能を劇的に向上するバイオハックのテクニックがあり、学習効率を向上させて自分を開放しよう、というのが著者の意見です。
その方法のひとつして読書があげられています。
本の著者が数十年かけて蓄積した経験と知恵を注ぎ込んだ1冊を1日や2日で読んで、その内容をとりこめる読書は「強力なハック」である、とのことです。
読書をより速くするためにFASTという方法が紹介されています。
ブログで読んだ内容を紹介することで、本の内容をより深く理解できるという大きなメリットを私自身も実感しています。
もうひとつ脳の流動性に重要なワーキングメモリを改善するテクニックとして二重Nバック課題というものが紹介されています。
本書ではワーキングメモリが劇的に改善する、と紹介されていますが、ワーキングメモリの顕著な改善はみられない、という論文もあるそうです。
私は1年ほど前にDual N-Backというアプリを使ってNバック課題を試してみたことがあるのですが、そのときはあまり効果を感じられませんでした。
英語のアプリですがシンプルで使いやすいです。
試しに今回もう一度アプリをダウンロードしてプレイしてみたのですが、以前と同じレベルまで到達したので意外と効果があるのかもしれません。
ゲーム感覚でできますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
日本語の別のアプリもあるようです。
「最悪のこと」まで赦せば最強になれる
赦しは人間としてのパフォーマンスを高める最高の手段である。赦すときには神経系のプログラムが書き直され、過去のトラウマや苦痛に引きずられた自動的な反応をしなくなる、最悪のことに感謝しよう、というのが著者の主張です。
その方法として以下があります。
これは心情的になかなかできることではないと思います。
しかし先日読んだ『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!』にも「嫌いな人」にも退職時に今後もつながっていきたいという手紙を書こうと書かれています。
これは、手紙に書かれた内容から自分の本音を知る=開放することで、自分のパフォーマンスが上げるためと理解しています。
ちなみに手紙を本人に渡す必要はないそうです。
assimpleaspossible.hatenablog.com
まとめ
今回紹介したのはこの本の一部ですが、全部で42のハックが紹介されています。
中には「性欲」を支配するというユニークなものもあります。
「ゲームチェンジャー」へのインタビュー結果であるためか、アスリートの生活のような、かなりストイックなハックもあります。
自分ができそうなことから真似してみるのが良いかも知れません。
仕事のパフォーマンスをあげたい人だけではなく、健康で充実した生活を送りたいすべての人におすすめの本です。
ここまでお読みになって内容に興味を持ちましたたら、ぜひ本書を手にとっていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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