はじめに
転職や副業に関連する書籍を読んで共通して出てくるのが、「自分の本当にやりたいことをみつけよう」という内容です。
それらの本ではやりたいことの見つけ方が全体の中の1ステップとして書かれていることが多く、物足りないという方もいるかもしれません。
そんな悩みを解決する本がありましたので紹介します。
私はビジネス書や自己啓発書が好きで週に1-2冊のペースで読んでいます。
その経験をふまえて、40代・50代の方に役立つような本や内容をご紹介したいと思います。
この記事を読むと「自分のやりたいこと」についてより理解を深めることができます。
・ガネーシャが出す課題をステップ・バイ・ステップで実践していこう
・最高の行動を選択し続けた人間は、本人がまったく想像しなかった形で夢をかなえる
本書は「夢を叶えるゾウ」シリーズの最新刊で、特に夢や目標を持たないサラリーマンの主人公が、ガネーシャに導かれて自分のやりたいことを探していく、というストーリー仕立ての本です。
物語を読み進めながら読者もガネーシャが出す「課題」をひとつひとつチャレンジしていけるような構成になっています。
このエントリーでは、40代・50代の役に立ちそうな「課題」を5つ紹介したいと思います。
もしこの記事を読んで本書の内容に興味を持った場合はぜひ本書を手にとってすべての内容を確認いただければと思います。
日の出を見る
今も語り継がれる偉人の多くが、早朝に起きて活動しとった。その理由は何か分かるか?早朝は、誰の邪魔も入らへん「自由に」使える時間だからや(P114)
行動の1つ目は朝6時に起床することです。
特に40代・50代は家族や会社の上司・部下などのために時間を使うことが多いかと思いますが、朝は比較的自分の時間を確保しやすい時間帯です。
また、すっきりした頭で様々な作業がはかどります。
今までブログを夜書くことが多かったのですが、最近は朝に書く日が増えてきています。
好きな匂い、物、人、場所を見つける
今、自分の頭と心には『他人の好み』がべったりと張りついてもうてるからな。でも、それを少しずつ、少しずつ、剥がしていって、自分がほんまに好きなもんを掘り起こすんや。そうすれば、自分が本当にやりたいことー夢ーも、おのずと見えてくるからな(P143)
40代・50代の人なら実感する方も多いかと思いますが、日常に忙殺されてしまい、長い時間が経つと何が好きなのかを忘れてしまうことがあります。
あらためて、自分の好きなものは何だったのかを意識してみると、意外な発見があるかもしれません。
私もこの課題をやってみましたが、自分の好きなことを再認識することができました。
生活に「初めて」を取り入れる
いつもと違う道を歩く、普段とは違うものを買う、見知らぬ店に入る…..どんなささいなことでもいい。日々の生活に『初めて』を取り入れなさい。そして、人間は、未知なるものにこそ喜びを見出す存在であることをー未知の要素がないのなら最高の楽しさは決して得られないことを実感するのだ(P189)
年を経ることに新しいことへの興味や挑戦への気力がなくなっていきがちですが、小さな「初めて」を日々やっていくことで新しい発見があったり興味が湧いてきたりすることがあります。
具体的には例えば通勤ルートを普段と少し変えてみたりすると、いつもとは違うお店や風景を発見したりして案外楽しかったりします。
その積み重ねで少しずつ自分に変化をおこしていくこともできるかと思います。
やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える。(例)ダイエットしたくない → 何も気にせずにたくさん食べたい(P269)
やりたいことを探すのは難しいですが、やりたくないことは比較的すぐ出てくるのではないでしょうか?
それが出てきたらあとはそれをひっくり返してみます。
仕事をやりたくない→やりがいのある仕事をしたい
通勤電車に乗りたくない→家で仕事がしたい
残業をしたくない → 自分の好きな時間で働きたい
など。
欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う
自分の中で好きになれへん部分や、消してしまいたくなる嫌な感情ってあるやろ?そういう欠点や負の感情を否定したり排除したりするんやのうて、『これも自分の一部だ』て受け入れるようにしてみいや。そうすることで、等身大の自分に自信が持てるようになる。夢を見つける力も、かなえる力も強められるんやで。(中略)どれだけマイナスに思えるものでも、その裏側には必ずプラスの意味が隠れているからな。『これも自分の一部だ』て考えることで、隠れた意味に気づくことができるんや(P415)
自分の欠点は表裏一体だったりします。
たとえば
せっかち→仕事がはやい、
心配性→仕事のミスが少ない、など。
自分の嫌な部分を受け入れることで自己肯定感が高まり、自分のやりたいことを見つける余裕がでてきます。
まとめ
自分の本当にやりたいことをみつける方法についての本について紹介しました。
本書は全部で21の課題があり、どれも試してみたくなるような面白そうなものばかりです。
また、巻末に本書で取り上げた世界の偉人やリーダー、用語の解説もあり、それらの項目についてさらに深堀りして行きたい人にとっても親切な設計になっています(課題のひとつに「興味を持ったことを一歩深める」というのもあります)。
ここまでお読みになってすべての内容に興味を持ちましたたら、ぜひ本書を手にとっていただければと思います。
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