はじめに
M1, M2 Macでゲーム動画の録画や配信をしてみたいけど良いキャプチャーボードが見つからない、と思ったことはありませんでしょうか?
elgato(エルガト)のGame Capture HD60S+というキャプチャーボードがM1 Macbook Airとニンテンドースイッチでキャプチャーボードを使うなら間違いなくおすすめのモデルです。
購入して2週間経ったので使用感をレビューしてみたいと思います。
私はファミコン世代で今も趣味でゲームをやっており、スプラトゥーン2と3を合わせて約2000時間プレイしています。その観点で使い勝手を紹介できればと思います。
この記事を読むとM1 Macbook Airで おすすめのゲームキャプチャーを知ることができます。
※この記事はM1 Macでの仕様について書いていますが、HD60S+はM2 Macにも対応しています。(Source: elgato website)
※※M1 , M2 Mac対応のキャプチャーボードとしてはAVerMedia Live Gamer Ultra GC553という機種もあります。M1, M2 Mac対応のゲームキャプチャーはelgatoのHD60 S+/HD60 X かAverMediaのGC553の3択となっています。
- はじめに
- キャプチャーボードとは
- 製品の特徴
- スペック
- 開封の儀
- Game Capture HD60S+を2週間使って感じたメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- まとめ
- ニンテンドースイッチを1円で手に入れる方法!
キャプチャーボードとは
ゲームの動画を記録したり、ネットで配信するための機器です。
ビックカメラのウェブサイトに以下の説明がありました。
キャプチャーボードとは、ゲーム機などの映像や音声信号をパソコンに出力するための機器です。データはパソコンのストレージに保存されるため、自分の実況スタイルに合わせて編集することが可能。パソコンを使わず本体のメモリカードに直接保存できるモデルもあります。
以下の図が分かりやすいです。GC553という別のキャプチャーボードを使った説明図となります。
製品の特徴
・4K60 HDRパススルーアウトプットで間にキャプチャーをかましても画面に遅延なくゲームプレイ可能。
・1080p HDR@60fpsの高画質で記録・配信可能。OBSにも対応。
スペック
ソース: 製品ホームページ
開封の儀
外装箱はブルーを基調にしたシンプルなデザインです。
裏面。製品の特徴が英語で書かれています。海外ガジェットの箱の外国語のデザインを見るとテンションがあがります。
内箱です。開けると…。
本体とケーブルが見えてきました。裏蓋に図解で接続方法が書かれています。
箱の中身全体はこんな感じです。キャプチャー本体とマニュアル、ステッカー、USBケーブルとHDMIケーブルが同梱されています。
製品ロゴがある側の側面。映像出力のHDMI端子です。
反対側。HDMI入力端子、USB-C端子とアナログオーディオ入力端子があります。
このアナログオーディオ入力端子はマイクからの音声をキャプチャーに入力するもので、ヘッドホンを差してもゲームの音声は聞こえません。
ゲーム音声を遅延なしで聞きながらマイクで音声を録音したい場合は別売りのChat Link Proを使用する必要があります。
ソース: elgatoホームページ
Game Capture HD60S+を2週間使って感じたメリット・デメリット
メリット
機器の接続は簡単
2週間使ってみて感じたのは、一度機器を接続してアプリの設定をしてしまえばあとは簡単にゲームの録画ができることです。内箱の裏蓋に書かれた通りに配線すればMacBook Airはキャプチャーを認識してくれます。
OBS Studioが使える
Game Capture HD60S+には専用の録画・配信アプリも用意されているのですが、OBS Studioというフリーのアプリの方が使い勝手がよく、ネットで使い方を調べることもかんたんです。
OBS StudioとLadioCastというアプリの設定さえすればあとはゲームを記録するだけ
ゲームの音声をMacBook Airからも出力するためにはミキサーの役割をするLadioCastというアプリがOBS Studio以外にも必要です。
これさえダウンロードして設定すればあとはゲームを記録しながらプレイするだけです。
私はニンテンドーSwitchのスプラトゥーン2とスプラトゥーン3用にこのキャプチャーを購入したのですが、録画がはかどっています。プレイ→録画した動画でプレイを見直す→改善点を見つける→それを踏まえて再プレイ、というPDCAサイクルを回しています。
録画したゲーム動画のサンプルです。
デメリット
OBS Studioの設定が少し複雑
OBS Studioは多機能で細かな設定ができるため、初めて使う人には設定が難しいかもしれません。私も「OBS 設定 スイッチ」と検索してなんとか設定しました。正しく設定できているのか確信が持てていませんが、自分でゲーム録画を見る目的で使う分には問題なく使えています。
設定で参考にしたサイトは以下になります。
【OBS】Switchでゲーム配信する方法(同じ設定でOK) – All One's Life
ゲームをするたびに配線をするのが面倒
私は仕事机とゲーム机を兼用しているので、ゲームをするたびにSwitchのセットアップをしています。接続方法は難しくないのですが、モニターとSwitchの間にキャプチャーやマックを接続する手間が増えた分、配線の作業工程が増えてしまうのがデメリットです。
MacBook Airの場合USBケーブルを別途購入する必要がある
メリットの箇所で接続が簡単と書きましたが、M1/M2 MacBook Airと接続する上での注意点は、USB-C to USB-Cのケーブルを別途購入しなければならない点です。その際に必ずUSB3.0以降のケーブルを選ぶようにしてください。私は別のキャプチャーを接続した際に間違って伝送速度の遅いUSB2.0のケーブルを最初使ってしまい、録画画面がカクカクする現象で小一時間悩んでしまいました。
まとめ
elgatoのGame Capture HD60S+というキャプチャーボードを購入して2週間使ったレビューを書いてみました。
M1 Macbook Airでキャプチャーボードを使うなら間違いなくおすすめのモデルです。ネット検索などでいろいろと探してみましたが、ほぼこれ一択の状況です。
ある程度ネットで調べ物ができる力があれば私のような初心者でもゲーム録画を比較的簡単にできておすすめです。
※Game Capture HD60Sという「+」がついていない製品があり、こちらはM1, M2 Mac非対応なのでご注意ください。
※M1 , M2 Mac対応のキャプチャーボードとしてはAVerMedia Live Gamer Ultra GC553という機種もあります。
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この記事を読んで興味を持ちましたらぜひゲームの録画や配信に挑戦していただければと思います。
※新型のHD60Xという機種もあります。
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