はじめに
AirPods Proを1年間使用していたので改めてレビューしたいと思います。
以前使っていたSonyのWF-1000XM3との比較も交えながらAirPods Proを買うべき人、買うべきでない人について解説します。
私はApple製品が好きで25年以上Apple製品を愛用しています。オーディオも初代iPodから使用しています。コアなAppleユーザーの視点から紹介したい思います。
結論から言うと、Airpods Proはおすすめです!
目次
AirPods Proを買うべきでない人
iPhone・Macユーザーでない人
AirPodsはMacやiPhone、iPadとの接続やデバイス間の連携がとてもスムーズというメリットがあります。しかし、AndroidやWindows PCとの接続では接続性は他のデバイスと差はなく、AirPods Proのメリットが半減してしまいます。
ワイヤレスイヤホンでも高音質を追求する人
ワイヤレスイヤホンにも高音質を求める人にはAirPods Proはおすすめできません。高音質を求める方には価格がこなれてきたWM-1000XM3または現行型のWM-1000XM4をおすすめします。
ノイズキャンセリング機能が不要な人
ノイズキャンセリング機能が不要である場合は価格に対してオーバースペックになってしまいます。より価格のより安いAirPodsや他社品をおすすめします。
AirPods Proを買うべき人
iPhoned・Macユーザーの人
Airpods ProはAppleデバイスとの連携がスムーズで初めての接続もスムーズに行うことができます。また、iOSデバイスからMacへの接続も切り替えも簡単でストレスなく音楽を楽しめます。
ノイズキャンセリング機能が欲しい人
Apple製品でノイズキャンセリング機能が欲しい人にはAirPods Proがおすすめです。この記事の後の項目で説明しますが、過不足なくノイズキャンセリングを効かせてくれます。
オンライン会議のイヤホンを捜している人
バッテリー駆動時間は通話で最大3.5時間持続し、オンライン会議でも活躍してくれます。ただし、一日中会議が組まれているような日はバッテリーが持たないのでバックアップで予備のオーディオデバイスを用意しておく必要があります。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングをオンにすると周りの音が徐々に消えていく不思議な感じです。
WF-1000XM3は歩く振動や、食事中の顎を動かした時の振動が耳にも伝わってくるのですが、AirPods Proは振動を感じることがなく快適です。
カフェではノイズキャンセリングは近くの話し声やお店のBGMは微かに聞こえるのにエアコンの音などザワザワした不快なノイズはありません。食事しながら音楽を楽しめます。
電車の中では車両のノイズが消えるものの、アナウンスは微かに聞こえるので乗り過ごすことはなさそうです。駅のホームでは電車の走行音の高音のみが聞こえ、電車が近づくのに気付きにくいこともあり注意が必要です。
2時間のフライトの航空機内でも使ってみました。BOSEのQuiet Confort 35やWF-1000XM3と比べても同等かそれ以上のノイズキャンセリングが効いていると感じました。それなのにアナウンスが聞こえるのは不思議な感じです。また、キャビンアテンダントとのコミュニケーションの際にワンクリックで外部音取り込みモードになるのはとても便利だと思いました。
過不足なく必要十分にノイズキャンセリングが効く印象です。
音質
音質はSonyのWF-1000XM3が圧勝です。特に低音に違いを感じました。例えば、ハウスミュージックのキックの太さなどはWF-1000XM3が勝っています。AirPods Proも外出中に聴く分には十分な音質だと思います。
装着感
圧迫感のないつけ心地は快適です。2時間ほどの長時間の電車移動でも耳が痛くなることはありませんでした。
接続
WF-1000XM3は「接続優先」モードにしても朝の駅の混雑では何度か接続がプチプチ切れるのがストレスでした。AirPods Proは一瞬切れることがありますが、2−3日に1度くらいの頻度であまり気になりません。
操作感
擬似クリック感がクセになるほど快適です。WF-1000XM3は装着のたびにタッチボタンが誤動作してしまい、ノイズキャンセリングがオフになりストレスを感じることがありました。
まとめ
音質が気になってWF-1000XM3に戻るかなとも思いましたが、そんなことは全くなく、AirPods Proがレギュラーとなりました。
音が徐々に消えていくノイズキャンセリングはBOSEやSonyとは異なり新しい体験でした。
また、音質もSonyほどではありませんが、ある程度のレベルは担保しており、かつ装着感も優れているので長い時間音楽を楽しむことができます。
電話会議の際にも外部音を取り込むモードにしておけば自分の声も聞こえるので便利です。
気になる人はぜひチェックしてみてください。
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