はじめに
M1, M2 Macでゲーム動画の録画や配信をしてみたいけど良いキャプチャーボードが見つからない、と思ったことはありませんでしょうか?
Logitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャー(LVC-LSWHDW6UD)がM1/M2 Mac対応モデルでニンテンドースイッチのみでゲームをやるなら現時点で最もおすすめのモデルです。 M1/M2 Macユーザーでニンテンドースイッチでゲーム動画の録画や配信をしたい人におすすめです。
M1/M2 Mac対応モデルとしておすすめの製品は他に現在4モデルあり、徹底比較した記事もあるのでこちらも参考にしてください。
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私はファミコン世代で約30年趣味でゲームをやっており、スプラトゥーン2と3を合わせて約3000時間プレイしています。また、上で紹介した4モデルを実際に購入して使用しており、その経験も踏まえて紹介したいと思います。
この記事を読むとM1/M2 Macで ニンテンドースイッチ向けおすすめのゲームキャプチャーを知ることができます。
- はじめに
- キャプチャーボードとは
- 製品の特徴
- スペック
- 開封の儀
- Logitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーを使って感じたメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- まとめ
- ニンテンドースイッチを1円で手に入れる方法!
キャプチャーボードとは
キャプチャーボードはゲームの動画を記録したり、ネットで配信するための機器です。
ビックカメラのウェブサイトに以下の説明がありました。
キャプチャーボードとは、ゲーム機などの映像や音声信号をパソコンに出力するための機器です。データはパソコンのストレージに保存されるため、自分の実況スタイルに合わせて編集することが可能。パソコンを使わず本体のメモリカードに直接保存できるモデルもあります。
以下の図のように接続します。
製品の特徴
・1080P 60fpsキャプチャ: フルHD(フルハイビジョン、1920×1080) 60fpsまでの録画に対応しているので、滑らかな画質で録画や配信・動画編集を行えます。
・低遅延: キャプチャーデバイスに入力した映像をそのまま別のモニターに出力できるHDMIパススルー対応で、キャラクターの目線で戦う本格対戦FPSからカジュアルなゲームなど、様々なジャンルのゲームを遅延ゼロでプレイ可能です。また、キャプチャー映像も低遅延で、録画/配信画面を直接見ながらのゲームプレイも可能です。
・ ニンテンドースイッチ本体も充電可能: USB PD (Power Delivery 3.0) 充電規格対応の USB Type-C ポート搭載で、本製品を通してNintendo Switch™に充電することができるセルフパワー給電に対応しているので、充電切れを気にすることなくゲームプレイに集中することができます。また、アダプターからの電力で動作するため、パソコンを立ち上げずに通常プレイのみを行う事も可能です。
・ ディスプレイ切り替えボタン: スイッチ1つで映像出力先(パススルー先モニター ←→ Nintendo Switch™本体モニター)を切り替えできます。Nintendo Switch™用の卓上スタンドとしてもお使いいただけます。
・USB-A 3.0/2.0ポート搭載: Nintendo Switch™用Proコントローラーの接続&充電や有線LANアダプターを使用しての有線LAN接続が可能なので、ラグが気になるオンラインゲームや一瞬の操作が勝負の分かれ目になる格闘ゲームなどもラグを気にすることなく快適にプレイできます
ソース: Logitec
スペック
製品型番 | LVC-LSWHDW6UD | |
---|---|---|
インターフェイス | USB 5Gbps(USB3.2(Gen1))対応 USB Type-C(PC接続用) | |
搭載ポート | USB Type-Cコネクタ(充電アダプター接続用)×1 USB 5Gbps(USB3.2(Gen1))対応 Type-C(PC接続用)×1 HDMI OUT(パススルー)×1 USB3.0×1 USB2.0×1 |
|
映像・音声入力ポート | USB Type-Cコネクタ | |
映像・音声出力ポート | HDMI OUT(パススルー)ポート | |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード | |
最大出力(パススルー)解像度 | 1080p 60Hz | |
最大録画解像度 | 1080p 60Hz | |
HDCP対応 | 対応 ※HDCP保護されたコンテンツの録画・配信はできません。 |
|
ユーザーインターフェース | ディスプレイ切替ボタン(ステータスLED付)/USB 5Gbps(USB3.2(Gen1))ポート/USB3.0ポート/USB2.0ポート | |
電力供給 | Type-C PD専用ポート | |
動作時環境条件 | 温度 | 5℃~35℃ |
相対湿度 | 20%~80%(ただし、結露無きこと) | |
保管時環境条件 | 温度 | -10℃~50℃ |
相対湿度 | 10%~90%(ただし、結露無きこと) | |
外形寸法(幅×奥行き×高さ) | 100×75×22mm | |
質量 | 約75g | |
本体カラー | ブラック | |
保証期間 | 1年間 | |
環境配慮事項 | EU RoHS指令準拠(10物質) |
ソース: Logitec
開封の儀
外装箱は白を基調とした非常にシンプルなデザインです。
裏面。製品説明が詳しく書かれています。
内箱です。本体とケーブルのみ。マニュアルもありません。
本体とご対面。かなりコンパクトです。
本体側面。映像入出力ののHDMI端子とPC用USB-C端子があります。
側面その2。USB3.0、USB2.0の端子がひとつずつあります。
本体の上面フリップを開いた様子。 ニンテンドースイッチを接続するためのUSB端子が見えます。
正面から見るとこんな感じです。
Logitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーを使って感じたメリット・デメリット
メリット
M1/M2 Mac対応のゲームキャプチャーでは最も価格が安い
Amasonでの各製品の価格を比較します(2023年12月現在)。Logitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャー(LVC-LSWHD6UD)は16,980円で1万円台となっておりM1/M2対応のゲームキャプチャーの中では最安値です(下の表は割引後の価格です)。
他の4機種との違いはLogitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーは4K録画に対応していないことです。ニンテンドースイッチ用と割り切るなら、価格を考慮するとLogitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーがベストの選択です。
Logitec LVC-LSWHDW6UD |
Elgato Game Capture HD 60S+ | Elgato Game Capture HD 60X | AVerMedia Live Gamer Extreme 3 GC551G2 | AVerMedia Live Gamer Ultra GC553 | |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 16,980円 | 33,800円 | 21,180円 | 18,600円(日本版) | 29,898円(日本版) |
機器の接続が簡単
使ってみて感じたのは、接続が簡単で、すぐににゲームの録画ができることです。ケーブルがHDMIとUSB-Cの2種類のみで、キャプチャーボードの端子の配置や表示もわかりやすいため迷うことなく配線が可能です。ただし、M1/M2 Macbook AirではUSB C to Cのケーブルを別途購入する必要があるのでご注意ください。
場所をとらない
Logitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーはドック一体型のため場所をとりません。通常はニンテンドースイッチ本体をクレードルに設置し、キャプチャーボード、Mac、モニターに接続するのですが、クレードルの分スペースが空くのでデスクまわりがスッキリします。
OBS Studioが使える
専用の録画・配信アプリも用意されていたるのですが、OBS Studioというフリーのアプリの方が配信ソフトとして使用可能です。
OBS Studioは使い勝手がよく、ネットで使い方を調べることも簡単です。
OBS StudioとLadioCastというアプリの設定さえすればあとはゲームを記録するだけ
ゲームの音声をMacBook Airからも出力するためにはミキサーの役割をするLadioCastというアプリがOBS Studio以外にも必要です。
これさえダウンロードして設定すればあとはゲームを記録しながらプレイするだけです。
録画したゲーム動画のサンプルです。
デメリット
4K画質に対応していない
Logitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーは4K録画に対応していません。Nintendo Switchの映像出力は1080P(HD)であり4Kで出力する必要がありません。また、4Kの映像出力があるPS5と接続もキャプチャーの構造的に無理があるため、さほど大きなデメリットではないと考えます。
OBS Studioの設定が少し複雑
OBS Studioは多機能で細かな設定ができるため、初めて使う人には設定が難しいかもしれません。私も「OBS 設定 スイッチ」と検索して設定することができました。
設定で参考にしたサイトは以下になります。
【OBS】Switchでゲーム配信する方法(同じ設定でOK) – All One's Life
ゲームをするたびに配線をするのが面倒
私は仕事机とゲーム机を兼用しているので、ゲームをするたびにNintendo Switchのセットアップをしています。接続方法は難しくないのですが、モニターとNintendo Switchの間にキャプチャーやマックを接続する手間が増えた分、配線の作業工程が増えてしまうのがデメリットです。
MacBook Airの場合USBケーブルを別途購入する必要がある
メリットの箇所で接続が簡単と書きましたが、M1/M2 MacBook Airと接続する上での注意点は、USB-C to USB-Cのケーブルを別途購入しなければならない点です。その際に必ずUSB3.0以降のケーブルを選ぶようにしてください。私は以前別のキャプチャーを接続した際に間違って伝送速度の遅いUSB2.0のケーブルを使ってしまい、録画画面がカクカクする現象で小一時間悩んでしまいました。
まとめ
M1/M2 Mac対応のキャプチャーボードであるLogitec Nintendo Switch 専用 ビデオキャプチャーを購入して使用したレビューを書いてみました。
なんといっても良いところは魅力的な価格と設置スペースが少なくて済むところです。
現時点ではM1/M2 Macユーザーでニンテンドースイッチでゲーム動画の録画や配信をしたい人にもっともおすすめの製品です。
この記事を読んで興味を持ちましたらぜひゲームの録画や配信に挑戦してみてくださると幸いです。
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